文化刺繍とは、日本の伝統的手工芸の一つで100年近い歴史があります。東京画鋲製作所は東京文化刺繍(株)の廃業に伴い文化刺繍の灯を消してはならないという想いから事業を引き継ぎました。2018年12月より文化刺繍キットや針や木枠などの純正の道具、額、文化ヤーンなどの製造を行っております。
1928年に岡登貞治という小学校の教員がチェコスロバキアから手工芸の材料を持ち帰ったことから、国内に広まりました。もともとは、刺繍はヨーロッパからはじまった手芸作品でしたが、50年以上の年月をかけて改良され、文化刺繍として現代まで受け継がれてきた歴史ある手工芸なのです。
下絵が描かれた布を、木枠にピンと張り、その布に何種類もの色のリリアンを解き、専用のペン型の針を使い下絵にそって刺し載せていく刺しゅうです。
文化刺繍の作り方